【税金】計算方法 for フリーランスエンジニア

もくじ

1.概要

売上に対して大きく分けて以下の5つの税金が徴収される。

No.税金金額の計算方法 概要控除
1所得税課税所得(=売上ー経費ー控除)に5~45%をかけたもので算出する
2住民税課税所得(=売上ー経費ー控除)に10%をかけたもので算出する
3国民健康保険課税所得(=売上ー経費ー控除)に約10%をかけたもので算出する
4消費税売上に10%かけたもので算出する×
5国民年金固定(16,590円/月×12ヶ月×人数)×
税金ー計算ー概要

1.1 用語

税金を計算する際に、必要な用語の定義

No.区分説明備考
1売上1年間の総収入を合算したもの全税金で共通
2経費1年間の売上に消費した費用を合算したもの全税金で共通
3控除税金を軽減するもの税金ごとで控除内容がことなる
4課税所得税金の対象となる所得控除が異なるので結果的に異なる
税金-用語
税金-課税所得

税金を低くするには、「経費」、「控除」を増やすことで

課税所得を小さくして税金を低くすることができる。

2.税金算出方法

2.1 売上

収入を全て合算したもの

以降下記の金額をベースに計算例を示す。

売上600万
売上

2.2 経費

交通費、研修費、機材購入費、書籍購入費、接待交際費など業務に必要な経費となるものを合算したもの

以降下記の金額をベースに計算例を示す。

経費100万
経費

2.3 控除

税金ごとで定義が異なる

控除が関係するものは「所得税」、「住民税」、「国民健康保険」の3つ

下記に各種税ごとの控除額(例)を示す。

No.控除控除説明所得税
控除額[万円]
住民税
控除額[万円]
国民健康保険
控除額[万円]
1基礎控除全員一律484343
2扶養控除収入が少ない扶養家族000
3配偶者控除収入が少ない配偶者(103万未満)38330
4配偶者特別控除収入が一定(103万)以上ある配偶者000
5障害者控除障害者である000
6寡婦控除配偶者と離婚・死別000
7ひとり親控除ひとり親000
8勤労学生控除働いている学生000
9社会保険料控除社会保険料の合計金額82820
国民年金(16590円×2人×12ヶ月≒40万)0
国民健康保険(42万)0
10生命保険料控除550
11地震保険料控除1.91.90
12小規模企業共済7万/月×12ヶ月=84万84840
13iDeco6.8万/月×12ヶ月=81.6万81.681.60
14医療費控除一定額を超えた医療費を支払っている000
15雑損控除災害などで損失000
16寄付金控除一定のところへ寄付している000
17青色申告控除65650
18所得税控除所得に応じた控除(所得税を算出後最後にこれを引くためここでは0とする)000
控除合計337万327万43万
控除金額

2.4 税金計算

No.税金金額の計算方法 概要控除
1所得税課税所得(=売上ー経費ー控除)に5~45%をかけたもので算出する
2住民税課税所得(=売上ー経費ー控除)に10%をかけたもので算出する
3国民健康保険課税所得(=売上ー経費ー控除)に約10%をかけたもので算出する
4消費税売上に10%かけたもので算出する×
5国民年金固定(16,590円/月×12ヶ月×人数)×
税金ー計算
税金ー控除

所得税住民税国民健康保険消費税国民年金ふるさと納税限度額
売上600600600600600
経費100100100100
所得(=売上-経費)500500500500
控除(2.3の表を参照)33732743337
課税所得(=売上-経費-控除)163173457163
税率5%10%13%5%24%
税金817813039.8164
税金合計176
各種税金-計算結果[単位:万円]

手取り収入=売上ー経費ー税金

324万(=600-100-176)

2.4.1 所得税

所得税は課税所得(=売上ー経費ー控除)の額に応じて、税率が確定する。

以下の算出式で求める

所得税=課税所得×税率-課税所得控除

課税所得[単位:万円]税率控除額※1 [単位:万円]
0-1945%0
195-32910%9.75
330-69420%42.75
695-89923%63.6
900-179933%153.6
1800-399940%279.6
4000以上45%479.6
所得税-税率-控除額

※1:課税所得×税率を計算後に最後にこの値を引く

2.4.2 住民税

所得税は課税所得(=売上ー経費ー控除)税率10%で算出する。

住民税=課税所得×10%

2.4.3 国民健康保険

国民健康保険は各市区町村で計算方法が異なる。

課税所得に各「医療分」、「支援分」、「介護分」の税率をかけて+均等割り+平等割で求める。

  • 所得割:課税所得×各種比率
  • 均等割:固定額×加入者数
  • 平等割:固定額

国民健康保険=所得割(「医療分」+「支援分」+「介護分」)+均等割(「医療分」+「支援分」+「介護分」)+平等割(「医療分」+「支援分」+「介護分」)

下記の条件で計算する

課税所得加入者数
457万3人
国民健康保険-条件

区分所得割額均等割額平等割額上限額所得割額均等割額平等割額小計金額
医療分8.28%29,31030,639650,000378,39687,93030,639496,965496,965
支援分2.66%9,2609,500200,000121,56227,7809,500158,842158,842
介護分2.31%15,9340170,000105,56747,8020153,369153,369
合計809,176
国民健康保険-大阪府茨木市の場合

2.4.5 消費税

消費税は免税事業者なら0円

課税事業者なら売上に10%税率をかけたもの(ただし、売上の中に消費税があるものは除外する)

課税事業者は帳簿を付けていないと計算が複雑になるので、簡易課税制度を適用をすることで消費税を軽減できる。

2.4.5.1 簡易課税制度

事業者ごとに売上の10%に一定の割合をかけた額を消費税として計算する

ソフトウエアエンジニアは「第5種事業」に該当するので「50%」

消費税=売上×10%×50%

種別事業の種類割合
第1種事業卸売業90%
第2種事業小売業80%
第3種事業製造業70%
第4種事業その他60%
第5種事業サービス業等50%
第6種事業不動産業40%
簡易課税制度-エンジニア

2.4.6 国民年金

国民健康保険は、基本固定(16,590円/月×12ヶ月×人)

配偶者がいる場合は、二人分必要になる

国民年金=16590×12ヶ月×人数

2.4.7 ふるさと納税限度額

住民税を自分の住んでいる市区町村以外に事前に納税すると返礼品が受け取れる制度。

手数料が2000円かかる。

来年度納める住民税を先に納税するだけど、納めた税金に対して返礼品が受け取れる。

住民税の全額ではなく、一部を納めることができる。

その金額を計算する式を以下に示す。

ふるさと納税限度額=課税所得×10%×税率+2000

課税所得税率住民税所得割
※:住民税所得割=課税所得×0.1(10%)
ふるさと納税限度額
163万23.56%16.272540,336円
ふるさと納税限度額

課税所得[単位:万円]税率
0-19423.56%
195-32925.07%
330-69428.74%
695-89930.07%
900-179935.52%
ふるさと納税限度額-所得税率

このサイトで詳細なシミュレーションできる

参照サイト

税金のシミュレーションサイト

国民健康保険https://www.mmea.biz/simulation/kokuho_calculation/
さまざまな税金に対応(個人事業主)https://www.mmea.biz/simulation/solo_calculation/
ふるさと納税限度額https://furusato-bible.jp/sim/kojinjigyo/
住民税https://juuminzei.com/keisan/
税金-計算-シミュレーション-サイト

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